『池袋本町サロンへのお誘い』
「池袋本町新春落語会」は、池袋本町（及びその近隣）に住む住民有志でつくる「池袋本町サロン」が企画しました。このサロンは、池袋本町を中心にさまざまな地域活動を行い、住民同志の交流を重ねると共に、高齢化社会にあって懸念される孤独死やコミュニティ過疎（参加するコミュニティなき孤独状態）、独居老人問題等を共に考えよりよいコミュニティを作ろうとする集まりです。人口の一極集中と言われてきた東京も、2020年を期に人口減少が始まります。豊島区は2014年に発表された増田レポートで「消滅可能性都市」と言われ、区政には激震が走りました。日本全体が「人類が経験したことのない」人口減少経済縮小社会に直面する中、東京も同じ課題を抱えています。いや県庁所在地人口35位の岩手県盛岡市並の人口規模（約29万人）を持つ豊島区にあって、町づくりや地域活性化はとても一筋縄ではいかない課題です。いまできることから始めないと、子どもや孫の代になって「死滅した町」、「愛着のないただのねぐら」、「独身のときだけ住む腰掛け区」になってしまいます。豊島区が、池袋本町が、「自然に挨拶が交わせる温もりのある町」、「いつまでも住み続けたい魅力ある町」、「誰にでも誇れる自慢のふるさと」であるために、私たち自身ができることから始めませんか。今後サロンとしては月に一度程度（不定期）様々なゲストを招いての「勉強会や懇親会」、池袋南公園で毎月第三週末に開かれるマルシェへの「まちライブラリー」（本を介在としたコミュニティ活動）の出店、落語会のようなイベントの企画等をあくまでもボランティアベースで、希望者で集いながら行っていきたいと思っています。あくまでも無理のない範囲、できる範囲での活動を長く継続していきたいと思っています。サロンへの参加、あるいは質問ご意見は幹事の神山、または古堺までお願いします。多くの方のご意見、ご参加をお待ちしています。

■ 神山 典士・古堺 稔人