(17:30 開場)

天狗連参る 別館
天狗連俳遊-渡辺裕太- 襲名披露落語会

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会場詳細

〒103-0023
東京都中央区日本橋本町3-1-6
日本橋永谷ビル1階

お江戸日本橋亭
投扇興 天狗連発足記念落語会 天狗連参る 別館
■ 木戸銭 3,800円

SOLDOUT

誠にありがとうございました。

天狗連参る 特設ページ 投扇興とは?

投扇興 天狗連発足記念

「天狗連の遊びの会ですから気軽に来てください」と言われて四年。しかし「天狗連参る」は気楽じゃなくなった。

今やメンバーは落語家予備軍のようだ。

前回の天狗連参る其の伍でみんな高座名を貰って天狗連と明記しているにもかかわらず日出郎 (blog)はすでに世の中で認知され、世間やテレビ雑誌でも「天狗連 志ん進」と言う落語家だと思われているらしい。

「志ん進」は日出郎の本名「進志(シンジ)」を逆さにしただけだが、やはり志ん生のイメージ古今亭一門の世之介から落語を習っているイメージで「志ん」と付くと一般的にはそう思われてしまうのだろう。

だいたい第一回目から出演しているメンバーが二人も世之介の弟子になってしまった事もそうさせているのだろう。それだけ落語は魅力的であると言う事だ。

しかし駒平の入門は納得できたが、神木優の入門は寝耳に水だった。年齢的に少し遅すぎるように感じたからだ。

落語協会は三十歳を超えた弟子を今は許していない。と言う事はそのハンディを一生背負っても噺家に成りたいと言うのだ。またまた新たな噺家の形がここに生まれるわけだ。気軽な「天狗連参る」がどんどん変わって行く。

そんな訳で神木優は「金原亭志ん喜」として前座で出演するらしい。ぜひ長い目で応援したい。

さて今回のメインは前回高座名の襲名口上に参加出来なかった渡辺裕太 (blog)の「天狗連俳遊」の襲名落語会だ。

世之介は「亭号が『天狗連』ですから素人ですと銘打っている名前ですよ」と笑っていたが、彼らの日々の上達は天狗連と鼻で笑ってはいられない芸となって来ている。名前をあげて軒を貸し、気が付けば母屋を取られる事にならないか落語ファンとして心配さえする。

参加メンバーは、松井悠改め「天狗連 役車」、フォーンクルック幹治 (Twitter/YouTube)は「天狗連 鳩太郎」。

本職の噺家も襲名や真打ち昇進で芸が一日にして成長する事がある。命名を受けて天狗連のメンバーもどんな変化をするのか見守りたい。

これから宝塚の「えまおゆう (blog)」の参加もあると彼等から聴いた。益々目が離せなくなって来た。今後何が飛び出すか。この現場に居られる喜びを貴方も味あわずして令和で天狗連ファンを語れない。

■ 代表 金原亭世之介